新年のご挨拶

新年あけましておめでとうございます

旧年中は、弊社の商品をご愛顧いただき、誠にありがとうございます。

昨年は熊本地震、鳥取地震の発生、度重なる台風の被害など自然災害の多い1年でした。また平成23年3月に発生した未曽有の東日本大震災も今年で6年目を迎え、それに起因した原発事故によりここ関西地区におきましても原発0の状況が続いております。

さらに昨年4月に電力小売事業が全面自由化され、今年4月のガスの自由化を控えた中、今後エネルギー分野において、家庭生活への影響が大きく変化することが予想されております。

さて、今なお多くの史跡や文化財を残すここ奈良においては、昔から地震は起きにくい地域と思っている方が多いようですが、昨年11月に和歌山県南部を震源とする地震が発生し奈良県でも震度4を記録しており、全国的にも大地震の高い発生確率が想定され、いつ何処で起こるか分からない地震への備えがいかに大切かを教えております。                     

こうした中で、弊社は災害時にでも皆様にとってLPガスを始めとするエネルギーを安心してお使いいただくために、奈良市で初めて国の補助事業である「災害時対応型石油ガス中核充てん所」として、大型非常用発電機、非常用通信設備、石油ガス車両を整備し、ここ奈良地区で万が一災害が発生しても、地域のエネルギー供給の核として安定供給が出来る体制を確立させていただき、皆様に安心・安全はもとよりさらに安定したエネルギーをご提供させていただくことになります。

弊社は来年3月に創業70周年を迎えることになります。

これもひとえに皆様の日頃のご支援の賜物と深く感謝申し上げますとともに、来年の70周年を記念して、今年は皆様に感謝を込めた各種イベントやキャンペーン等を企画しており、今後順次ご案内申し上げますのでお楽しみにお待ちいただきます様よろしくお願い申し上げます。

今年の干支は「丁酉(ひのととり)」の年で、「丁」は草木がいよいよ充実して実を結ぶ力を養っている様であり、「酉」は酒を醸造する器の象形で、器の中で発酵して米が変化して酒となる様から、商売などで実が結びさらに内外共に変化の起こる年とも言えます。

酉年は「酉(とり)」が「取る」という意味を表し、「災いを取り除く」や「幸せを取り込む」など、いいことや幸せがやってくる年にしたいものです。

皆様にとって、今年は鳥のように羽ばたき飛躍する年でありますよう心よりお祈り申し上げますとともに、今後とも弊社への変わらぬご支援を賜りますよう、本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

 

   平成29年 1月        株式会社加藤商会 

代表取締役社長 佐藤 昭